2018.08.25
メンバー紹介☆ Chisei『“comfort zone”を出るきっかけを』
CATEGORIES: 大学留学 UCLA カリフォルニア
Hey,Guys! It’s Chisei!僕のことをChikaさんの動画で見たことがある方もいるかな? 今日は、僕がこの「ちか友留学生活」に参加するまでと、このプロジェクトでなにをしていきたいか、お話したいと思います。
1.自己紹介
僕は、沖縄で生まれました(沖縄人ではありません)。生まれてすぐ家族と一緒に東京へ移り、友達をつくって日本のコミュニティの中で生活していました。
しかし6歳になったとき、両親が突然「家族でアメリカの カリフォルニアに移住する」と宣言。ここからすべてが変わりました。
自分の母国語を話す人が誰もいない国で暮らすことは、言葉に表現できないくらい怖いこと。しばらく現地で友達をつくることもできず、なに一つ楽しめませんでした。早く日本に帰って友達と会いたい。安全で快適な空間で過ごしたい。ずっとそう願っていました。
しかし、10年も経つと僕はすっかりアメリカの高校生となり、英語と日本語を自由に操れるようになります。一方で、日本文化に関わる機会が少なくなっていきました。
しかし、16歳になったころ、家族で一時的に日本へ引っ越して東京にあるインターナショナルスクールに通うことになります。
僕の本来の“母国”に戻り、日本文化を見つめ、気づくことがありました。今までは完璧だと思っていた日本文化には、ちょっとした弱点があると思ったのです。アメリカで過ごした10年間は無駄ではなく、それぞれの国の人々の考え方の違いに気づくことができました。そして、その経験を通して、僕はユニークかつ新しい考え方で、物事を考えられるようになったのです。
2.ちか友留学への思い、やり遂げたいこと
僕が思う「日本のちょっとした弱点」。それは、日本人の消極性です。アメリカや他の国にすごく興味を持っているのにもかかわらず、実際に海外に出ることに対しては消極的だと感じるのです。
僕は日本人の生徒が、住みやすく快適な日本という“comfort zone”を出て、世界を広げるきっかけをつくりたいです。
アメリカの大学や文化についての動画をつくることによって、皆さんの外国への警戒をやわらげ、旅行客としてではなく学習者として、アメリカに興味を持ち、学びに行くようになってくれたらいいなと思っています。
そんな思いを抱き、日本に一時帰国している時は、子どもたちに英語を通してアクティビティを提供するキャンプのメンターとして働いたりもしています!
そして将来は、大学生だけでなく、もっと若い学生に対してきっかけをつくれたらと考えています。若い時に体験したことこそ、僕らの人生や考えを形成するにあたって大きな影響を与えると思うからです。
この「ちか友留学生活」が「高校留学生活」となり、日本の学生たちが「留学するのは早いに越したことはない」と気づき、行動するきっかけになるとうれしい。皆さんが国境を越えた国際的なプロフェッショナルとして活躍し、夢をかなえることができるように応援していきたいです。