メンバー紹介☆ Gori『困難と挑戦の連続で強くなれた自分』

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Gori(Issei)

Gori(Issei)

Hey Guys! It’s Gori! ちか友留学生活メンバーのゴリです。

現在UCLAで社会学を勉強をしている3年生です。今日は、1.留学を決意したきっかけ 2.渡米直後の出来事 3.UCLA入学前のコミカレでの生活 4.UCLAでの生活 5.大学卒業後の進路 の5点についてシェアしたいと思います!

 

1.留学を決意したきっかけ

 

「お前からラグビーをとったら他に何ができるんだ?」 高校3年生の時に両親から言われた一言をきっかけに自分の将来像を見直し始めました。
スポーツ推薦を考えていたけれど、ラグビー以外の何かを見つけよう、と思い切って海外に行こうと決めました。高校まで勉強はラグビーの二の次にしてきたので、「大学4年間は真剣に勉強に打ち込む」、「学生の間にしかできない経験を最大限に得る」、「自分の武器を探す」という目標を立てました。それから当時最も苦手であった英語と初めて真剣に向き合うことに。0からのスタートでした。
とにかく自分の武器探しをしに行きたいという思いで日本から飛び出す事にしました。
  

高校ラグビー部時代

 

2.渡米直後の出来事

 

父親の都合で、留学以前に2カ月間アメリカ東海岸のPennsylvaniaで暮らしていたことがあります。
私の家族が住んでいた地域は田舎町でアジア人が全くおらず、そして、英語を話せない人は私達以外にいなかったのでレストランや空港では順番を飛ばされたりするなど、日本では経験することのない差別を人生で初めて受けました。とても衝撃的でした。
今でも鮮明に覚えているのですが、凄く悔しかったです。 海外で対等に戦えるようになりたい、という気持ちもありアメリカの大学進学を選んだのでなおさら。

渡米直後はアメリカ人の友達はおらず留学生と遊んでいました

 

3.Californiaでのコミカレ生活

 

Californiaに着いてからは、コミュニティカレッジ(略してコミカレ)という二年制の大学に進みました。

コミカレに入ってすぐは英語に不安があり、授業に出るだけでも恐怖でした。笑

他の生徒と会話することすら抵抗があったのを覚えています。日本人も同じカレッジに数多くいましたが、それぞれ留学のゴールが異なっていたので、同じ志をもっていた日本人の友達とはお互いのモチベーションを高め合える仲間として貴重な存在でした。

「学生の間にしかできない経験を最大限に得る」ということで、コミカレ時代はとにかく様々な活動に携わっていくという姿勢を大事にしていました。授業以外には、大学外のクラブチームでラグビー、ボランティア活動、バイト、趣味でゴルフなどなど。とにかく要領よく、数多くの事にチャレンジすることを常に意識していました。

コミカレ卒業時の成績、GPAは4.0でしたが入学当初は良いスコアが取れるか不安でした。自信がないながらも、絶対にオールAを取るという強い意識は常に持っていました。正直、成績のプレッシャーとは常に向き合っていました。4年制大学へ編入する生徒にとっては命以上に重要な存在ですからね。笑

コミカレでのこの最大の目標を達成したことがUCLAに向けてのいい助走になったと思います。

 

コミカレでアメリカ初卒業式。この帽子被ってみたかったんです。笑

 

4.UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)での生活

 

2年間のコミカレ生活を経て、3年次から4年制大学のUCLAに編入しました。UCLAに編入し、格段に授業のレベルがあがりました。感覚的に言うと、コミカレが小学校でUCLAが大学みたいな感じで。笑

 

UCLAでもラグビー部に入部しました。シーズン中は平日毎日練習があります。そして、大学3年次から就職活動を始めたので、勉強・部活・就活をバランス良くこなすのはとても容易な事ではありませんでした。究極にタフな環境で結果を出す。並の努力で達成できる事ではなかったですが、それにチャレンジするのがなんだか楽しく思えてきたのは4年生になる直前のことでした。

もちろん、辛いことばかりではありません!

週末はラグビーの試合、ビーチに出かける、ハメを外すぐらいパーティーを楽しむ、半日はベッドから出ないで眠り続けるなど、リフレッシュする場はいくらでもあります。とにかくメリハリの大切さを再認識しました。どんなに忙しくても人間ってずーっと頑張り続ける事は不可能だと私自身はそう信じています。笑

 

世界国公立大学No.1のUCLAにアメリカ中から、世界中から学生が勉強しに来ています。

こんな特別な環境で大学生活をおくれる人は本当にごくわずかであるということ、辛い時は原点回帰して思い出しています。家族をはじめとするサポート無しでは今の自分はないはずです。

 

南カリフォルニア大学運動会(参加大学9校)にてUCLAの初優勝に大貢献

 

5.大学卒業後

 

日本に帰国し、ベンチャー企業で働く予定です。留学したから英語を使う仕事がしたいというよりも、4年間アメリカで培った、新たな価値観・経験・創造性を活かしたいのと同時に、早期から自己成長、そして、飛躍したいからです。

 

これは私の個人的な意見ですが、今の時代、そして、今後はほとんどの企業がグローバル化を進めていくので、ただ「英語を使って仕事をしたい」という理由で留学をしない方がいいと思います。海外大学を卒業した学生が評価されるポイントは、現地でどんな事に挑戦し、日本の生活では得ることができない非現実的経験を元に、自分自身の中でどんな新たな引き出しが増えたかだと思います。

これから留学を考えている方へ

留学は一見楽しそうとか、憧れの対象であると思います。確かに楽しいことは沢山あります。

ただ、今までの人生振り返っても今の大学生活が最も大変で、努力している時だと胸を張って言えます。私自身アメリカに留学してみて一番に思うのは、こんな過酷で刺激的な日常は絶対に日本に残っていたら経験できなかったなということです。親元から初めて長期で離れ、異国の地で苦労・困難を乗り切ったことは自分にとって最大の武器になると信じています。

 

もちろん、大学4年間もアメリカに留学するには莫大な学費がかかります。

家族の支え無しでは留学することはできませんし、家族全員で私に投資してもらっています。留学するのであれば断固たる決意と強い意志をもっていてください。

留学中、どんなに辛い事があったり、投げ出したくなった時にも、それが自分を鼓舞する強力な原動力になるはずです。

 

日本は想像していた以上に小さくて狭かった。 アメリカ留学に来て、初めて分かりました。

 

UCLAの写真スポットで有名なPowell Library

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Gori(Issei)

Gori(Issei)

体育会系に見えるが音楽一家に育ち、高校時はコーラス部に所属していたこともある。趣味は家庭菜園で、プチトマトを栽培し、成長過程を見守るのが日々の楽しみの1つ。ちなみに、名前はGoriだがバナナは嫌い。